2012年10月29日月曜日

■パチンコ・パチスロは参加人口が大幅減。ヘビーユーザー依存を強める〔レジャー白書〕

「レジャー白書」の最新刊の記者会見が行われ、2011年のパチンコ・パチスロ市場規模(貸玉料金ベース)が明らかになりました。

◆参加人口は1260万人。前年比24.6%減(410万人減)
◆市場規模は18兆8960億円。前年比2.5%減(4840億円減)
◆参加率は12.3%、前年比4ポイント減
◆年間平均活動回数は27.8回、前年比7.9回増
◆年間平均費用は9万3700円、前年比1万6600円増

2012年10月24日水曜日

■元ヤン・元ギャルはパチンコ・パチスロ好き

博報堂DY メディアパートナーズ メディア環境研究所が、自称元ヤン、元ギャルを対象に消費行動やメディア行動の実態調査を行った。それによると、元ヤン・元ギャルは「お金があれば使う」と回答した人の割合が64%で、一般の20歳から39歳と比べて8ポイント以上高かった。
「パチンコ・パチスロの利用」に関しては、元ヤン・元ギャルは「よく利用する」「利用する」を合わせて23.3%で、一般よりも10ポイント近く高かった。特に男性では20代、30代ともに「良く利用する」が12ポイント高いことから、「ユーザー割合とともに利用頻度も高い」ことがわかる。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/22号に掲載〕

■日遊協 皇居で奉仕活動 天皇皇后両陛下がお声掛け

日本遊技関連事業協会の皇居勤労奉仕団は9月24から27日の4日間、皇居及び赤坂御用地で奉仕活動を行った。
奉仕団は毎日午前8時に集合し、草取り、落ち葉掃除などを行い、午後4時に退出。25日には、天皇・皇后両陛下がご会釈にお出ましになり、団長を務める後藤信行中国・四国支部長にお声を掛けられた。27日の赤坂御用地での奉仕では、皇太子殿下がご会釈をされた。
〔週刊アミューズメントジャパン10/22号に掲載〕

■12年上半期の犯罪 前年同期より増加 カード等窃盗9231件

警察庁が10月2日に発表した『平成24年上半期の犯罪情勢』(速報値)によると、「ぱちんこ屋・まあじゃん屋等」における今年上半期の窃盗は9231件で、前年同期比で663件増加した。発生場所別では「サービス営業」の中で最も多かった。ホール店内で多いのが台間ユニットのカードやコインの盗難だ。ファンが安心して遊べる遊技環境を整えるためにも、重点的に見直す必要がありそうだ。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/22号に掲載〕

■2011年の余暇市場 64兆9410億円 前年比4.5%減

日本生産性本部は15日、『レジャー白書2012』の概要を発表した。
2011年の余暇関連の市場規模は64兆9410億円で、前年比4.5%減少。1989年の水準を下回った。市場規模の大きいパチンコ・パチスロを除くと5.3%の減少で、ほとんどの分野が落ち込んだ。『レジャー白書』では、「11年前半は余暇への自粛ムードが広がり、後半で落ち込みをカバーできなかった」と分析している。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/22号に掲載〕

2012年10月15日月曜日

■低玉貸し営業 商圏内の台数過剰に危機感

新規オープンする店舗の大型化が目立つホール業界だが、同時に低玉・低メダル貸しの専門店化、大型化も進みつつある。ピーワールド・インサイトの調査によると、パチンコの低玉貸し台数は3割を超えた。本紙アンケートでは7割近くが商圏内の台数過剰と回答した。
ホール関係者の中には「商圏内のパチンコ総台数のうち、低玉貸しが5割を占めていて、明らかに過剰」と危機感を募らせる。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/15号に掲載〕

■日遊協 「業界の未来を創造」テーマに60人がディスカッション

日本遊技関連事業協会は9月27日、東京・中央区の晴海グランドホテルで第6回遊技産業マネジメント・カレッジを開催。ホール・メーカー・販社29企業から中堅管理職60名が参加した。
6人の班ごとに、「今までにないホールづくり」「今までにない機械づくり」「新規ユーザー獲得」の中からテーマを選び、グループディスカッションを実施。
プレゼンテーションの結果、D班の「パチンコをする新たな目的を創造するホールの提案」が金賞を、I班の「パチンコ業界の中国進出」が銀賞を獲得した。
[写真=「金賞」を獲得したD班]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/15号に掲載〕

■サービスマイスター協会 接客ロールプレイング大会

一般社団法人サービスマイスター協会は10月2日、福岡市のハイアットリージェンシー福岡で第4回接客ロールプレイング大会を開催した。大阪、福岡、岡山の3会場で予選大会が行われ、成績上位11名が本選に進んだ。
本選の演技時間は一人4分。出場者には実施直前に、稼働状況、天候、時間帯などのシチュエーションが伝えられ、それに応じてお客様役からの質問や要望などに応える。事前に暗記したことを発表するのではなく、より実践に近い形式だ。
最優秀賞に選ばれたのは、北九州に『SPACE21』の屋号で展開する旭倉庫の真角陽子さん。真角さんに与えられたシチュエーションは「閉店間際で、車などの移動手段がない、外が寒い(一緒に来た旦那さんが先に帰っている)」というもの。タクシーを呼び、ホールへの到着予想時刻を調べて店内で待つように提案するなど、先読みの接客や笑顔などが高く評価された。

[写真=旭倉庫の3名。優勝した真角さん(中央)。左は応援に駆けつけた吉森隆光本部長。右は本選に出場した飯笹香織さん]

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/15号に掲載〕

2012年10月8日月曜日

■同友会 第5次ボランティア 14社51名が参加

日本遊技産業経営者同友会は9月19日、定時理事会を開催。9月26日から28日にかけて、宮城県仙台市で第5次復興支援ボランティアに、会員企業14社51名が参加したことが報告された。次回の第6次被災地ボランティア活動は10月24日から26日の日程で行う予定だという。
このほか、東北新聞社への復興支援広告の出稿について報告された。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/8号に掲載〕

2012年10月7日日曜日

■健全化推進機構 パチスロ無承認変更に注意 該当機種の点検マニュアル配布

遊技産業健全化推進機構は1日、遊技機検査でパチスロの無承認変更が疑われる事案が多数確認されていることを受け、「遊技機の無承認変更が疑われる事案の多発について(再度の指導徹底のお願い)」と題した文書をホール5団体に提出した。機構は今年3月にも同様の注意を呼びかけている。ホールには徹底した対応が求められそうだ。

遊技産業健全化推進機構がホール5団体に出した文書によると、パチスロの無承認変更が疑われるケースは、ホッパーを他の機種のものと交換したり、メダルセレクター裏に取り付けられているプラスチック製のカバーを外しているものだという。
機構では、『部品取り』と称して、ホールが壊れた遊技機を勝手に修理する業界内の習慣をかねてから問題視してきた。今回の文書では「遊技機の主基板等を不正に改造する行為、いわゆる不正改造事案と同じ行為であると判断せざるを得ない」と指摘。「風営法の無承認変更に該当する行為であり、店舗側としては絶対に行ってはならない行為」だとしている。

また、メダルセレクター裏に取り付けられたプラスチックのカバーが外れたまま営業した場合、ファンに損失を与える可能性があるため、機構は「立入検査で確認した場合は、見逃せない事案」とし、ホール5団体に指導の徹底を要請。無承認変更が疑われるパチスロの点検マニュアルを作成してホール5団体に配布、ホールが点検マニュアルを容易に入手できるよう依頼した。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/8号に掲載〕

■中部地区協議会 メーカー20社と意見交換 不公正な販売の是正など求める

全日遊連・中部地区協議会(山本容基会長)は名古屋マリオットアソシアホテルで2日、今年で4回目となるパチンコ・パチスロメーカーとの遊技機の販売方法等に関する意見交換会を開催。中部地区協議会からは、愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山の6県遊協の理事長や青年部会長らが、メーカー側からは20社の名古屋地区の責任者らが出席した。
冒頭、山本会長が「不公正な販売方法は是正されつつあるが、残念ながらいまだ散見される。明日のパチンコ業界ということをしっかりと認識して、実のある、意義のある交換会に」と呼びかけ、ホール側、メーカー側双方から忌憚のない意見が交わされた。
〔週刊アミューズメントジャパン10/8号に掲載〕

2012年10月6日土曜日

■業界の社会貢献 震災対応で前年の3倍に

全日本社会貢献団体機構が、都府県方面遊協、各支部組合、各組合員ホールからの報告をもとに、2011年の社会貢献・社会還元活動の結果を取りまとめた『社会貢献活動年間報告書』を発刊した。報告書によると、東日本大震災への義援金、支援物資によって、拠出金総額は約44億7430万円と前年の約3倍に上ったほか、ボランティア参加活動も大幅に増加した。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/8号に掲載〕

■パック・エックス調査 店長の平均年収608万円

ホールの人材サービスなどを手がけるパック・エックスの今年の調査によると、同社が運営するパチンコ転職サイト訪問者の平均年収は480万円だった。このうち店長は608万円と、前回の2011年調査から13万円増えた。51項目に分けた業務のうち、教育・育成を担っている店長の平均年収は635万円と高い傾向にあった。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/8号に掲載〕

2012年10月5日金曜日

■グローリーナスカ 新本社はスカイツリータウン

グローリーナスカが本社を東京都墨田区の東京スカイツリーに隣接するスカイツリーイーストタワーに移転。9月25日に新・東京ショールームの内覧会と新製品発表会を行った。
新本社はイーストタワー16階の1フロア。ほかに15階の一部にショールームを設けた。

■NEXUS決算 売上高1542億円 新規6店舗出店で

関東でホールを展開するNEXUSは9月21日、2012年6月期の決算を発表。売上高は1542億3100万円で前期比136%だった。
一方、営業利益は11億6000万円で同32%、経常利益は13億6300万円で同35%と増収減益だった。
2013年6月期は売上高1856億2700万円(前期比120%)、営業利益50億(同430%)経常利益51億(同370%)を見込む。
なお、2014年6月期においては、当初の中期計画の通り店舗数30店舗、売上高2000億円の達成を目指す。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/1号に掲載〕

■警察庁 アイドル・アニメコンテンツ 販促の扱いに注意

警察庁が業界団体に対して、年少者に人気の高いアイドルやアニメコンテンツに係る広告、宣伝について、口頭で対応を求めた。
要請では、最近、年少者に人気の高いアイドルやアニメコンテンツ等を起用して、特別グッズや特別映像等とリンクした遊技機について、「18歳未満の年少者のホールへの立入りを助長している」との批判の声があると指摘。「現時点で、立入り事案の発生については具体的に承知していない」としながらも、批判の声があることを鑑み、業界団体に以下のような要請を行っている。
1. 多数の年少者が利用することが想定される公共空間(ターミナル駅、電車内、学校・通学路周辺等)、及び多数の年少者が目を通すことが想定される媒体 (新聞折り込み等)における、該当する遊技機の広告、宣伝の在り方・態様について、上記の趣旨を酌んで十分な配慮をおこなう。
2. 特に、特別グッズや特別映像の提供を強調して、年少者のホールへの立入りを誘引するような表現を用いての広告、宣伝(「特典映像を見たければ、○○店に行こう」、「限定グッズが手に入るのは、ぱちんこホールだけ」等)は行わない。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/1号に掲載〕

■全日遊連 行き過ぎた広告・宣伝 相互監視で抑制を

全日本遊技業協同組合連合会は9月14日に開催した全国理事会で、「広告・宣伝等の適正化に向けた取り組みの推進」を決議、18日付の文書で各都府県方面組合に通知した。決議内容は組合員による広告・宣伝の相互監視を呼びかけるもので、行き過ぎた広告宣伝を抑制するのが狙いだ。7月20日付の警察庁通知で要請された「行き過ぎた広告・宣伝をチェックする仕組みの構築」に対処した形だ。
「広告・宣伝等の適正化に向けた取り組みの推進について」の書面によると、各都府県方面組合の組合員ホールは、法令に違反するおそれがあると思われる広告や宣伝等を確認した場合には、現物または写真を添えて所属する支部組合または都府県方面組合に報告することとしている。対象となる広告は新聞折込みチラシやビラ、ポスター、看板、のぼりのほか、ホームページやブログ、メールなど電子媒体も含む。
報告を受けた都府県方面組合は、その広告宣伝物の内容が明らかに法令に違反していると判断できた場合、当該営業者に是正勧告を行うとともに、都道府県警察本部にも報告する。いわば、相互監視の仕組みだ。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン10/1号に掲載〕

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